フィリピン文化と日本との違い|採用担当者が知るべき国民性と特徴

フィリピン 文化

現在、日本国内の人材不足を補う切り札として、多くの企業が外国人材の受け入れを進めています。その中でも、フィリピン人は持ち前の明るさと英語力を武器に、介護、IT、サービス業など幅広い分野で活躍しており、日本社会にとって欠かせない存在となりつつあります。

しかし、いざ採用してみると「時間の感覚が違う」「指導したら突然辞めてしまった」といった戸惑いの声を聞くことも少なくありません。これらは個人の資質というよりも、日本とフィリピンの間にある「文化の違い」や「国民性」に起因することが大半です。

相手の背景にある文化や習慣を事前に理解し、尊重する姿勢を持つこと。それが、優秀な人材を定着させ、会社の成長につなげるための最短ルートといえるでしょう。

本記事では、フィリピン人採用を成功させるために不可欠な、彼らの文化、性格、そして仕事観について、現地の事情を交えながら詳しく解説していきます

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目次

フィリピンの基礎知識と歴史的背景

フィリピンの地図。海外人材送り出し国の一つとして、外国人労働者受け入れに関連する地域を示す。

まず、フィリピンという国そのものの概要を押さえておきましょう。日本から飛行機で約4〜5時間という近距離に位置しながら、その成り立ちは日本とは大きく異なります。

国としての特長と成り立ち

フィリピンは、太平洋に浮かぶ7,641もの島々からなる島国です。首都はルソン島にあるマニラで、政治経済の中心地として大都会の様相を呈しています。一方、観光地として日本人に人気の高いセブ島は、リゾート地としての側面と、ビジネス拠点としての側面を併せ持っています。

この国の文化を語る上で欠かせないのが、複雑な歴史的背景です。フィリピンはかつて、約300年間にわたりスペインの植民地でした。そのため、国名自体も当時のスペイン皇太子(後のフェリペ2世)に由来しており、人々の名前や地名、そして宗教(カトリック)にスペイン文化の色濃い影響が残っています。

その後、アメリカの統治下に入ったことで、英語教育や民主主義的な制度が導入されました。この歴史的経緯により、フィリピンは「アジアでありながら、西洋の文化を持つ国」というユニークな立ち位置を確立しています。アジア特有の親しみやすさと、欧米流のオープンなマインドが融合している点が、フィリピン文化の大きな特徴といえるでしょう

言語的特長

フィリピンの公用語はタガログ語と英語の2つ。それに加えて、80以上の地方言語が話されていると言われています。そのため、フィリピン人は幼い時から複数言語化で育つことが普通で、それが新たな言語(日本語など)の習得も早い理由と言えるでしょう

学校教育は基本的に英語とタガログ語で行われるため、国民の多くが流暢な英語を話します。これは、グローバルなビジネス環境において非常に大きなアドバンテージです。

こうした背景を知らずに、単に「アジアの国の人」という枠組みだけで捉えてしまうと、彼らの持つポテンシャルや行動原理を見誤ることになりかねません。まずは彼らが歩んできた歴史と、そこから生まれた多様性を理解することが大切です。

参考:フィリピン基礎データ|外務省

フィリピン人の性格と特長

芝生の上でくつろぐフィリピンの家族写真。明るい表情や家族の距離感から国民性や文化の特徴を感じられるシーン。

フィリピン人を採用する最大のメリットは、そのポジティブな人間性にあります。ここでは、彼らの性格を構成する3つの主要な要素について解説します。

世界でもトップクラスのフレンドリーさと明るさ

フィリピン人の国民性を一言で表すと「フレンドリー」です。南国特有の気候も影響してか、非常に陽気で、初対面の人に対しても笑顔で接します。常に歌を口ずさんでいたり、冗談を言って場を和ませたりすることが好きです。

この性格は、サービス業はもちろん、社内のチームワークを円滑にする上でも大きな強みとなります。困難な状況でも「Bahala na(バハラ・ナ/なんとかなるさ)」という精神で前向きに捉える姿勢は、職場の雰囲気を明るく変える力を持っています。

何よりも「家族」を最優先する価値観

彼らのアイデンティティの中心には、常に「家族」があります。日本では仕事を優先することが美徳とされる場面もありますが、フィリピンでは「家族のために働く」のが絶対的なルールです

自分自身のキャリアや成功よりも、子どもの学費や親の生活費を稼ぐことを目的としています。そのため、家族の病気や誕生日などのイベントがあれば、仕事を休んででも優先することが当たり前とされています。企業側がこの価値観を尊重し、「家族元気?」と声をかけるなどの配慮を見せることで、エンゲージメントは飛躍的に高まります。

彼らが日本で働く理由も、家族を支えるためです。そのため、フィリピン人は困難な状況でも粘り強く働きます。一時帰国や家族を呼び寄せるためのサポートを会社が用意するなら、彼らの忠誠心を高めることにもつながるでしょう。

困った時はお互い様という「バヤニハン」の精神

フィリピンには「バヤニハン(Bayanihan)」という言葉があります。これは「相互扶助」や「共同体精神」を意味し、かつて家を引っ越す際に村人全員で家を担いで移動した伝統に由来します

現代の職場においてもこの精神は健在です。困っている同僚がいれば、自分の仕事を中断してでも手伝おうとします。また、食事やお菓子を「一緒に食べよう」とシェアするのも、この仲間意識の表れです。

競争させるよりも、チームで協力する目標を与える方が、彼らのパフォーマンスを最大限に引き出せるでしょう。

参考:Philippines | ASEAN-Japan Centre (AJC) – ASEAN Promotion Centre on Trade, Investment and Tourism

文化の違いが仕事に与える影響

日本とフィリピンの国旗パズルが並んだ写真。両国の関係性や文化交流を象徴するイメージ。

日本企業が最も戸惑うのが、労働習慣やマナーの違いです。トラブルを未然に防ぐために、以下のポイントを押さえておきましょう。

時間感覚の違い「フィリピンタイム」への対策

フィリピンには「フィリピンタイム」と呼ばれる独特の時間感覚があります。約束の時間に15分〜30分遅れることが社会的に許容されている文化です。しかし、日本のビジネスシーンでこれが通用しないことは言うまでもありません。

もちろん、フィリピン人も就業時間を守ることは当然と考えています。しかし、例えば会議の時間に送れたり、集合時間に間に合わないということもあるかもしれません。そうした時に重要なのは、頭ごなしに怒るのではなく、「日本では時間が信用の証である」という理由を論理的に説明することです

人前で叱るのは厳禁!「ヒヤ(恥)」の概念

フィリピン人スタッフに指導を行う際、最も注意すべきなのが「ヒヤ(Hiya)」という概念です。これは「恥」や「メンツ」に近い感覚ですが、日本人が考える以上に彼らの自尊心に深く関わります。

同僚が見ている前で大声で叱責することは、彼らにとって耐え難い屈辱です。プライドを傷つけられたと感じると、心を閉ざしてしまったり、無断欠勤につながったりするリスクがあります。

注意が必要な場合は、必ず別室に呼び、1対1で静かに話すこと。人格を否定せず、具体的な行動の改善点を伝える「サンドイッチ話法(褒める→改善点→期待)」が効果的です

曖昧な返事に注意「No」と言わないコミュニケーション

フィリピン人は、相手との調和を大切にするため、はっきりと「No」と言うのを避ける傾向があります。理解していなくても「Yes」と答えたり、できない依頼に対して曖昧な笑顔で返したりすることがあります。

後になって「できていない」という事態を防ぐためには、「分かった?」というクローズドな質問ではなく、「どのように進める予定ですか?」と手順を説明してもらうオープンな質問をすることが大切です。確認のプロセスを工夫することで、業務の抜け漏れを防ぐことができます。

フィリピンの生活習慣と宗教観「食事・交通・信仰」

煮卵と豚肉の家庭料理が盛られた皿の写真。フィリピンのご飯と野菜も並ぶ食卓シーン。

最後に、彼らが育ってきた生活環境を知ることで、より深い相互理解を目指しましょう。これらは、日本での生活立ち上げ支援(社宅やオリエンテーション)の際にも役立つ知識です。

生活の中心にある「カトリック信仰」とイベント

フィリピン国民の90%がキリスト教徒です。日曜日には教会へ行き、祈りを捧げるのが習慣です。日曜日は家族や友人と教会へ行くことを大切にしている人もいるため、シフトを組む際に「日曜日は休みたい」という希望が出ることがあります。業務に支障がない範囲でこの希望を汲んであげると、非常に感謝されるでしょう。

特にクリスマスは彼らにとって一年で最も重要なイベントです。9月からクリスマスの準備を始め、当日は家族全員で過ごすことを強く望みます。この時期に有給休暇を取りたいという希望が出た場合、可能な限り調整してあげると、会社へのロイヤリティは大きく向上します

スプーンとフォークを使う「食事」のマナー

食事は基本的にお米が主食ですが、日本米より粘り気の少ないお米を好みます。食べる際は、右手にスプーン、左手にフォークを持ち、器用に使い分けて食事をします。ナイフを使わずスプーンで肉を切るのも一般的です。

味付けは甘めや酸味が強いものが好まれ、国民食の「アドボ」やファストフードの「ジョリビー」は彼らのソウルフードです。また、1日3食に加え、午前と午後に「メリエンダ(間食)」をとる文化があります。休憩時間にお菓子を配るといった気遣いは、非常に喜ばれます

トイレや交通事情など知っておくべき生活インフラ

現地のトイレ事情は日本と大きく異なります。便座がない、紙がない、紙を流してはいけない(ゴミ箱に捨てる)という環境が一般的です。そのため、来日直後のフィリピン人がトイレットペーパーを流さずにゴミ箱へ捨ててしまうことがありますが、これは悪気があるわけではありません。日本のトイレの使い方を最初に優しく教えてあげましょう

交通面では、ジープニーやトライシクルといった安価な乗り物が市民の足です。タクシーは料金トラブルも多いため、配車アプリ(Grab等)を利用するのが賢明とされています。日本の電車が時刻表通りに来るシステムや、夜道を一人で歩ける治安の良さは、彼らにとって感動的な体験となるでしょう。

参考:フィリピン危険・スポット・広域情報|外務省

フィリピン人採用時に送り出しカフェを活用するメリット・事例紹介

送り出しカフェ公式サイトトップ画面

フィリピン人材を採用する場合には、日本の法律だけではなく、フィリピンが定める独自のルールを遵守しなければなりません。例えば現地における直接雇用の原則禁止や、DMWならびにMWOへの申請手続きなどです。

フィリピン政府は海外で働く自国民の保護を目的として、現地の送り出し機関を介した募集を義務付けています。さらに彼らを受け入れる日本企業も、フィリピン政府からの認定を受けなければなりません。これがMWO申請と言われる手続きを行わなければならない最大の理由です。

そのためフィリピン人材の採用を検討している企業は、現地の送り出し機関やMWO申請に熟達している専門家に業務の代行を依頼するのが一般的です。

送り出しカフェは、フィリピン人労働者の採用を検討している日本企業を対象に、フィリピン現地の送出機関の紹介・仲介からMWOへの申請まで、一括したサポート業務を行っています。

フィリピン政府のライセンスを持つ正規の送り出し機関と提携しており、年間2,000人を海外に送り出す実績を有するパートナーなど、実績豊富な機関と連携しているのが大きな特徴です

送り出しカフェ活用のメリット一覧

メリット
信頼性のある送り出し機関の紹介

フィリピン政府公認のライセンスを持つ送り出し機関と提携しているため、違法・不透明な業者を避けられる。

人材の母集団が大きい

提携大学・職業訓練校から約7,000人規模の候補者がいるため、必要な職種に合った人材を探しやすい。

特定技能16分野に対応

介護・外食・建設など幅広い業種の求人に対応できる。

安心の日本語対応

日本人スタッフが窓口となるため、言語や文化の違いによる誤解・トラブルを減らせる。

採用から入国後までワンストップ支援

求人票作成、面接調整、ビザ・MWO申請、入国後の定着支援までトータルサポート。

手続きの負担軽減

フィリピン側で必要な複雑な申請書類や手続きを代行・支援してくれる。

日本語教育サポート

採用前から就労後まで継続的に日本語教育を行う体制があり、現場でのミスや離職リスクを軽減できる。

費用や採用リスクの低減

信頼性の低い送り出し機関を選んで失敗するリスクを減らし、スムーズな採用につながる。

送り出しカフェを活用することによって、DMWのルール確認、信頼できる送り出し機関の選定、明確な契約とスケジュール管理などを円滑に行うことができるでしょう。

送り出しカフェ(E-MAN)の事例紹介

送り出しカフェを運営している株式会社E-MANは、フィリピンの大学とも連携し、企業が必要とする優秀な人材の送り出しをサポートしています。そのいくつかの事例を紹介しましょう。

衆議院の山本有二議員とJR四国がアクラン州立大学を視察

2024年3月、衆議院議員であった山本有二氏と、四国旅客鉄道株式会社(JR四国)の担当者が、送り出しカフェが連携するフィリピンのアクラン州率大学を視察しました。

この視察の目的は、単なる表敬訪問ではなく、フィリピンの高等教育機関が日本市場のニーズに応じた人材をどのように育成しているのか、その実態を直接確認することにありました。JR四国は多岐にわたる事業を抱えており、特に鉄道整備や観光分野での労働力確保が課題となっています。

視察団は、大学のキャンパス環境、提供されている日本語教育のレベル、そして日本の技術者や特定技能人材として必要な専門スキル(例:機械整備、IT、サービス業)のカリキュラムを検証しました。

この視察は、アクラン州率大学の高い教育水準と、日本企業が安心して質の高い人材を選定できる環境が整っていることを示唆しています。

参考:四国の人材不足を解消≫衆議院の山本有二議員とJR四国らが、7/16に株式会社E-MANの提携するアクラン州立大学(フィリピン)を視察。アクラン州知事とも面会|PRTIMES

浜松市の人材不足解消へ浜松市産業部長による視察

2024年6月には、静岡県松市産業部の部長をはじめとする関係者が、同市が抱える人材不足解消に向けた取り組みの一環として、フィリピンの職業訓練学校を視察しました。

浜松市は製造業が盛んな地域であり、技能実習生や特定技能外国人材の需要が特に高い傾向にあります。この視察では、送り出しカフェの現地パートナーが連携している訓練校で、特に建設分野や機械加工分野における技能教育の現状が詳細に確認されました。

自治体の幹部が直接現地を訪問し、教育機関のコンプライアンス体制や実践的な職業訓練の質を評価することは、浜松市内の企業が「MWOの認証を得た適正なルート」を通じて、即戦力となり得る人材を安定的に確保するための第一歩となります。

地方自治体の具体的な産業課題の解決にも、フィリピン人材は有効な解決策となりうることを示しています。

参考:浜松市の人材不足解消へ。浜松市産業部長らが、フィリピンのアクラン州を視察。株式会社E-MANが提携する現地の大学も訪問|PRTIMES

北海道茅部郡森町がフィリピンのアクラン州と外国人材雇用への調印式を実施

2024年4月、北海道茅部郡森町は、アクラン州率大学を含むフィリピンのアクラン州と、外国人材の雇用に関する調印式を実施しました。これは、森町という地方自治体が、一州というフィリピン政府の行政単位と直接連携協定を結ぶという、非常に先進的な取り組みです。

森町では、特に介護や観光、水産加工分野で深刻な人手不足に直面しています。この調印によって、森町はアクラン州と公的な人材交流の枠組みを確立しました。

この公的なルートを活用することで、MWOの審査プロセスにおいても透明性と信頼性が高まり、町の事業者は高い安心感を持ってフィリピン人労働者を受け入れることが可能になります。

参考:北海道茅部郡森町がフィリピンのアクラン州と外国人材雇用への調印式を実施。株式会社E-MANが提携する大学にて日本での就労についての説明会も開催|PRTIMES

これらの事例にあるように、送り出しカフェ(E-MAN)は、フィリピン現地の大学や送り出し機関と密接に協力しながら、日本企業が求める最適な人材の斡旋・MWO申請などのサポートを行っています。

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留学生を雇用するときの注意点

屋外でスマホを使うフィリピン人留学生たちの写真。

近年、日本語学校や大学に通うフィリピン人留学生をアルバイトとして採用する、あるいは卒業後に正社員として登用するケースが増えています。彼らは日本に住んでいるため即戦力として期待できますが、特有の注意点もあります。

アルバイトの就労時間制限(週28時間)の遵守

留学生をアルバイトとして雇う場合、入管法に基づき「資格外活動許可」が必要です。この許可があっても、働ける時間は「週28時間以内」と厳格に定められています(長期休暇期間中は1日8時間まで緩和される規定あり)。

掛け持ちで仕事をしている場合、合算で28時間を超えると不法就労となり、雇用主も処罰の対象となります。採用面接の際に、他のアルバイト状況を必ず確認し、シフト管理を徹底することが不可欠です

高い英語力と日本語能力のバランス

フィリピン人は英語が堪能であるため、インバウンド対応や海外業務での活躍が期待できます。一方で、日本語の習得スピードには個人差があります。特に「漢字」の読み書きに苦戦する人が多いため、マニュアルをすべて日本語で渡すと理解できない可能性があります。

英語のマニュアルを用意する、あるいは「やさしい日本語」を使って指示を出すなど、言語面でのサポート体制を整えることが、早期戦力化への近道です。LINEやFacebookメッセンジャーなどの翻訳機能を活用してコミュニケーションを補完するのも良い方法です。

文化的なギャップと生活サポートの必要性

すでに日本に住んでいる留学生であっても、日本の独特な商習慣(報連相、お辞儀の角度、名刺交換など)を完全に理解しているわけではありません。「日本にいるから分かっているだろう」という思い込みは禁物です。

また、学業と仕事の両立、物価高による生活費の工面など、彼らは多くのストレスを抱えています。定期的に面談を行い、生活面の悩み相談に乗ることで、安心感が生まれ、長く働いてくれるようになります。将来的に正社員を目指す学生には、キャリアパスを明確に提示してあげることもモチベーション維持に繋がります

参考:資格外活動許可申請 | 出入国在留管理庁

まとめ

フィリピン国旗のハート型バッジをジーンズに添える手の写真。フィリピンへの愛情や文化を象徴するシーン。

フィリピン人は、明るく前向きで、高い英語力と柔軟な適応能力を持っています。そして何より、家族を大切にし、仲間と助け合う温かい心を持っています。文化や習慣の違いは確かに存在しますが、それは相互理解によって十分に乗り越えられるものです。

「フィリピンタイム」や「ヒヤ」といった概念を、単なるデメリットとして捉えるのではなく、彼らの背景にある価値観として理解すること。そして、日本のルールを一方的に押し付けるのではなく、なぜそうするのかを丁寧に説明し、歩み寄る姿勢を見せること。これこそが、フィリピン人採用を成功させ、企業の成長エンジンへと変えるための鍵です。

彼らの「働く目的」である家族への想いを尊重し、安心して働ける環境を提供できれば、彼らはその恩義に報いようと、期待以上のパフォーマンスを発揮してくれるはずです。ぜひ、この記事で紹介した知識を活かし、素晴らしいパートナーシップを築いてください。

私たち「送り出しカフェ」は、フィリピン人材採用のために、信頼できる送り出し機関との連携体制を構築し、MWO申請、採用・在留資格手続き、日本語教育、生活支援までを一貫してサポートしています

フィリピン人材の採用を具体的に検討されている企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

三木 雅史(Masafumi Miki) 株式会社E-MAN会長
1973年兵庫県生まれ / 慶応義塾大学法学部法学科卒
・25歳で起業 / デジタルガレージ / 電通の孫請でシステム開発
・web通販事業を手掛ける
・2006年にオンライン英会話を日本で初めて事業化
・2019年外国人の日本語教育を簡単、安価にするため
 日本語eラーニングシステムを開発、1万人超の外国人が日々学習中

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